「バイオフィルム」という言葉をご存知ですか?
歯周病の原因となる歯の汚れについて
『歯垢(プラーク)』や『歯石』という言葉はよく耳にするかと思います。
はじめに『歯垢』は食べかすが口腔内にいる細菌の栄養源となり、食後8時間ほどで形成されます。
白くねばねばした細菌のかたまりです。
『歯垢』が歯の表面に24時間以上留まり、細菌の仲間を増やして膜のようになったものを『バイオフィルム』といいます。(台所やお風呂場などの排水口にできるぬるぬるとした膜も『バイオフィルム』です。)
つまり『歯垢』は『バイオフィルム』の一つなのです。
さらに『バイオフィルム』は唾液中に含まれるカルシウムやリンと反応して石灰化すると『歯石』となります。
『歯石』はブラッシングでは除去できないため、歯科医院でのクリーニングが必要です。
『バイオフィルム』もブラッシングだけでは除去が困難なため、歯科医院でのクリーニングが必要です。
歯周病やむし歯予防のために大切なのは毎日のブラッシングで『歯垢』をきれいに除去し、『バイオフィルム』を作らないことなのです!!
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☆6月の義援金は25,870円でした☆
ご協力ありがとうございました。義援金として被災地に送ります。