一般歯科治療
むし歯は初期のむし歯(初期う蝕)でない限り元には戻りません。 初期のむし歯は正しいプラークコントロールによって再石灰化(溶けた歯質が回復)する可能性がありますが、 実質欠損したむし歯に自然治癒はないのです。ですから、早期に適切に治療することが大事です。
早期治療であれば一回の治療で終わりますが、神経に達しているむし歯ですと神経の処置をしなければならないこともあり、 何度も通院しなければなりません。最終的に、詰め物をしたり、かぶせ物をしたりして治療終了となります。 詰め物やかぶせ物は製作方法や使用金属の種類によって、自費になるものもあります。 詳しくはスタッフ、または歯科医師にご相談ください。
CAD/CAM冠
歯の白いかぶせものが『健康保険』でできます!
CAD/CAM(キャドキャム)冠とは
銀歯に比べて、目立たない白い「かぶせもの」です。
健康保険適用の素材なので、自費診療の「かぶせもの」に比べると安価に治療できます。
新素材、ハイブリッドレジン
レジン(プラスチック)とセラミックスを合わせた材料を使用し、自然な仕上がりです。
金属アレルギーの心配がありません
金属を使用していないので、金属アレルギーが心配な方にも安心してご使用いただける「かぶせもの」です。
健康保険適用の歯はどれ?
※患者様の歯の状態により、上記の条件が適応されない場合もございますので、当院スタッフにご相談ください。
歯周病治療
歯周病と全身疾患
歯周病が全身への影響を及ぼすことはご存知ですか?
近年の研究結果より歯周病が身体の病気の発症や進行のリスクとなることが明らかにされています。
狭心症・心筋梗塞や肺炎、脳梗塞、糖尿病、女性であれば早産・低体重児出産の原因となる可能性もあります。
歯周病原性細菌によって炎症が起き、深い歯周ポケットができるような状態になると、その歯周ポケットから細菌そのものや細菌由来の病原因子などが歯肉の血管を通じて血液に流れ込み、これが全身の組織や臓器に影響を与えると考えられています。
私たち、歯科医としては全身疾患の予防の為にも、定期的な健診をお勧めいたします。
歯周病ってナニ?
歯周病は、歯の歯肉に近い部分についた歯垢(プラーク)の中にいる細菌によって引き起こされる病気です。歯と歯ぐきの境目についた歯垢から、歯の根にそって歯周病菌が入り込み、歯を支えているまわりの組織をじわじわと壊していきます。
歯を失う最大の原因です。
統計によると、35歳で80%以上の人が歯周病になっています。しかし、35歳になってから突然、歯周病になるわけではありません。実は、10代から少しずつ進行していき、20数年の歳月をかけて、歯肉をジワジワとゆっくり冒し、歯ぐきから血が出るという自覚症状がでる30代の頃には、もはや歯肉炎・歯周炎になっています。
虫歯と違ってほとんど痛みがないため、気がついた時には抜くはめに・・・なんてこともありえるこわい病気なのです。
悪化するとこんなコワい!
歯周病の進行段階は、大きく分けて「歯肉炎→軽度歯周炎→中等度歯周炎→重度歯周炎」という四段階に分けられます。 ほとんどの人は、<歯肉から血が出る>といった自覚症状を感じてからはじめて歯科医の診察を受けに行きますが、このような症状があるときは、かなり悪化した状態なのです。 ついつい放っておいて歯周病が悪化し、歯を抜くと多くの障害がでてきます。50歳代で”自分の歯がほとんどない”ということにならないよう、日頃から歯周病の予防をぜひ心掛けたいものです。
日頃のケアで撃退しましょう。
毎日のブラッシング
毎日、きちんとブラッシングをして丁寧に歯垢を取り除くことが大切です。ただし、「磨いている」と「磨けている」は異なりますので、歯科医にしっかりとしたブラッシング方法を学びましょう。
定期健診
歯垢を放っておくと、石のように硬い歯石になります。こうなるともう日常のブラッシングでは取れません。少なくとも半年に一回は定期健診に行き、歯石除去と歯の健康チェックをしてもらいましょう。
早めの検診
歯周病は、初期のうちなら完治することができますし、かなり悪化しても、現在は治療法の進歩で、適切な治療とセルフケアをきちんとすれば、抜かなくてもすむケースが多くなってきました。少しでも自覚症状があったら、痛みがなくても積極的に診察を受けましょう。
歯垢(プラーク)の中にいる細菌によって、歯を支えているまわりの組織をじわじわと壊されていきます(クリックで拡大します)
CHECK! CHECK!
あなたの大切な歯は大丈夫?即、チェックしてみましょう。
- 出血
- 毎日の歯磨きで出血していませんか?
- 腫れ
- 歯肉が赤く腫れていたり、なんとなくしまりがなく、ブクブクにゆるんでいる感じがしませんか?
- 口臭
- 口臭が続いていたら要注意!本人は気づきにくいものですから家族などが知らせてあげましょう。
- 痛みなど
- なんとなく、どこというわけではないけれど、痛い・かゆい・不快だと感じたら要チェック!
義歯(入れ歯)
- 食後は必ず義歯をはずして歯と義歯を別々に清掃しましょう。
- バネがかかっている部分は歯垢がたまりやすい部分なので、特に丁寧に清掃しましょう。
- 義歯は表裏の両方にブラシをかけ、時々洗浄剤を使って雑菌を除去すると快適に使用できます。(臭いやぬめりが気にならなくなります。)
洗うときは、落としたりして破損しないように丁寧に取り扱いましょう。
洗剤を使いたいときは歯磨剤ではなく、食器用の洗剤にすると義歯を傷つけません。 - 基本的に、就寝時には義歯をはずして顎や歯肉を休めましょう。
義歯をはずさずに就寝する場合は、日中に義歯をはずして顎や歯肉を休める時間を作りましょう。
はずした義歯は水を入れた容器に保管しましょう。 - 新しい義歯を使い始めるときは、軟らかい食べ物から始め、歯ごたえのある物は義歯に十分慣れてきてからにしましょう。
- 義歯が痛いときは無理をせずに、歯科医院で調整してもらいましょう。
(自分でバネをいじったり、削ったりしないようにしましょう) - 長い期間義歯をはずしたままにしておくと、歯が動いて傾いたりするために義歯が入りにくくなってしまう場合があるので注意しましょう。
- 義歯の使い始めは、大きく感じたり、違和感があって口がうまく回らなくて話しづらかったり、食べづらかったりしますが、あきらめず使い続けていると徐々に慣れていきますのですぐにはずさず様子をみましょう。(慣れるのには個人差があります)
審美歯科治療
美しいスマイルは、人に対してさわやかで、清潔で、明るいイメージを与えます。 口元にコンプレックスを感じて思い切って笑えなかった方が、歯並びや歯の色を変えたことでステキな笑顔になります。
いつもきれいな歯でいたいと願うなら、歯磨きは欠かせません。たとえ毎食後きちんと歯磨きをしたとしても、完全に汚れを落とすことはできません。タバコはもちろん、コーヒーや紅茶、赤ワインなども歯の着色の原因となるのです。
より自然で美しく輝く歯に保つサポートをします。
ホームホワイトニング
歯がきれいだと笑顔にも自信が出てきます。清潔な白い歯は健康的な印象を見る人に与えます。ホームホワイトニングは歯科医の指示のもと、患者様が自宅でできる歯を白くする治療法です。
Before After写真は、6週間自宅にてホワイトニングを行って頂いた写真です。
費用について
上あご 15,000円
下あご 15,000円
※歯の状態は個人により差があるため、ホワイトニング効果も個人差が生じる場合があります。
※ホワイトニング中に歯、歯ぐき、下、唇などに痛みや違和感を感じる場合はすぐに使用を中止してください。
※マウストレーやホワイトニングジェルを飲み込んでしまう可能性があるので、ホワイトニング中に飲食や喫煙を行わないでください。
※ホワイトニング効果は永久に持続するものではなく、飲食物などの影響により徐々に再着色するため、定期的なメンテナンスをおすすめします。
※ホワイトニングで歯の詰め物は白くなりません。そのため、既に処置されている詰め物の色が、歯の色と合わなくなることがあります。
※ホワイトニング期間中はホワイトニング効果の低下、着色の原因となりますので、喫煙は極力控えてください。
※ホワイトニング期間中の飲食物については歯科医師の指示に従ってください。(着色の原因となるものや酸性飲食物は極力控えてください)
小児歯科治療
お子さんの歯医者嫌いを防ぐため、少しずつ慣れていただくように配慮します。 お子さんは何をされるかわからないので怖いという気持ちを持つものです。 年齢にあわせて、理解できるよう説明しながら治療します。 また、年齢に応じたむし歯予防の歯磨きの方法をお話したり、希望があればフッ素を塗布します。
歯ぎしり・食いしばり
日常生活の中で、上下の歯を噛みしめていないか自分で注意してみて下さい。歯の噛みしめやくいしばりは、歯やあごに非常に大きな負担をかけます。
- 本来、人間の上下の歯が接触するのは、ものを噛む時と飲み込む時だけだという事を覚えておいて下さい。
- もし、頻繁に噛みしめやくいしばり、歯ぎしりなどをしていると、あなたの歯は摩耗し続け、あちこちにしみる感じがしたり、ひび割れが進んで、時に歯が壊れてしまう事さえあります。お口のまわりの筋肉や関節が破壊され続け、なかなか治らないという結果になることもあります。
- このような癖がありましたら、直ちにやめるように注意して下さい。
一般的に自覚が無い場合が多いので、この機会に次のような症状が無いか意識してみて下さい。
■ 片側の上下の歯が、何かのおりにしみる事がある
■ 奥歯で噛むと、瞬間的にピリッと痛む事がある。
■ 歯の横の面が削れていて、歯が細くなったような気がする。
■ 朝起きたときに、首筋や肩にコリを感じる事がある。
■ 仕事などに夢中になっている時、ふと気付くとしっかり噛みしめていたり、舌を上あごに吸い付けてたりする事がある。
■ あごが開かなくなったり、明けるときに痛みを感じたりした経験がある。
■ 下あごの骨がごつごつしている。
■ 頬のまわりに筋肉が硬く、いつも緊張している気がする。 - 噛みしめや歯ぎしりの習慣をやめる最も効果的な方法は、唇を閉じて歯を離す感覚を覚える事です。「唇を閉じて、上下の歯を離し、頬の筋肉の力を抜く」ことを意識してみて下さい。このことを1日に何度も練習して下さい。
- この簡単な方法で、あごの関節とお口のまわりの筋肉は非常にリラックスし、緊張や強ばりから解放されます。また、知覚過敏が軽減し、歯の寿命も格段にのびるという事が報告されています。
最近マウスピース(マウスガード)を作る方が増えています。
その目的は
●ひとつは無意識のかみしめ、くいしばりから自分の歯を守ること
●ふたつめには、スポーツのケガの防止です。
咬みしめ、くいしばりをしていないか、チェックしてみましょう
- ・歯が欠けることが多い
- ・歯がすり減ってきた
- ・舌のヘリに歯の跡がついてデコボコしている
- ・歯ぐきが硬く、盛り上がったり、骨の出っ張りがが多い
- ・つめものが外れやすい
- ・朝起きた時、顎の疲れを感じたり、肩コリがある
- ・歯がしみやすくなった
- ・偏頭痛がある
- ・硬い食べ物が歯によいと思い込んでいる
どんなスポーツでケガをしやすいのでしょうか?
ラグビー、アメリカンフットボール、ボクシング、格闘技のようなスポーツがすぐ浮かびますね。
TVで見ても選手が使っているのをよく見ます。
その他に、最近はバスケット部の高校生がマウスガードを作りました。サッカー、スキー、アイスホッケーでケガをする人も増えています。
相手と接触(コンタクト)するスポーツをする方は是非、自分の口に合ったマウスガードを作ることをおすすめします。
ただし・・・(^_^;) ケガの人数的に一番多いのは野球です。スポーツ人口が多いことが原因です。
更に!
歯並びが悪い人、特に上の前歯が前突だったり、糸切り歯(犬歯)の位置が悪いと自分の歯が”刃物”になって頬や舌を傷つけます。
お子さま向けコラム
☆11月の義援金は12,110円でした☆
ご協力ありがとうございました。義援金として被災地に送ります。
診療時間
平日 9:00〜18:00
(最終受付17:30)
水・土9:00〜12:00
〒024-0056
岩手県北上市鬼柳町卯の木156-2
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