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指しゃぶりをしていると、歯並びが悪くなる?

指しゃぶりは、実はお母さんのおなかの中にいる時から始まっています。
生まれてすぐに母乳を飲むための練習として、胎生14週ごろから口に手を持っていく行動が見られます。

生後、つかまり立ちや伝い歩き、一人立ちや歩き始めることは、指しゃぶりをしているとこれらの動作ができないため、自然と減ります。

1歳半ごろになると、活発に遊ぶようになり、昼間の指しゃぶりは減り、退屈なときや眠い時だけ見られるようになります。

しかし、3歳以後の指しゃぶりは歯並びや噛み合わせへの影響とともに、開咬(下図参照)になると発音や嚥下、口元の突出、顎発育への影響も出るといわれていますので、4,5歳を過ぎた指しゃぶりは指導をした方がよいという歯科医の意見も多く見られます。


開咬(イメージ):奥歯で咬んでも前歯が開いている状態


これらの意見をまとめると「3歳以下の場合、指しゃぶりは心が落ち着くため、大らかに見守りましょう。3歳過ぎにはやめるようにしていきましょう。」

具体的には、寝付くまでの間、子どもの手を握ったり、絵本を読んであげ、子どもを安心させるようにしてスキンシップを図ることがいいと思われます。


ではおしゃぶりの使用はどうでしょう?
東京歯科大学の研究によりますと次のような注意点があります。


1.2歳の誕生日までには中止する
2.子育ての代替物としての使用はさけ、必要最小限の使用を心がける
3.歯列・咬合に悪影響を及ぼす可能性の少ないおしゃぶりを使用させる。


日常生活でどうしてもおしゃぶりを使用しなければならないケースでは、円筒型ではなく、楕円・扁平型を短期間かつ短時間使用するようにする。
とは言うもののおしゃぶりが“泣きやませ”に有効であるのも確か。ほどほどにし、2歳には止める!を心がけましょう。

 

参考文献「小児歯科は成育医療へ」
発行 (株)デンタルダイヤモンド社

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